十勝シーニックバイウェイ
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南十勝夢街道 -ルートの概要-

■十勝の中心都市である帯広から国道236 号線を南に進むと、ほどなく花いっぱいの街並みにさしかかる。清流日本一に輝いた札内川の流域に広がる中札内村は、沿道や街路、農家の庭先に花が溢れる「花の村」である。また、いくつもの美術館が点在し、2年に一度全国公募絵画展「北の大地ビエンナーレ」を開催するなど芸術の村でもある。

■続いて更別村に入る。農家の平均耕地面積39 ヘクタール、一戸当たりのトラクター所有台数4 台、この数字はどちらも日本一だ。毎年7 月に開催される「国際トラクターBAMBA(ばんば)」は、300 馬力のトラクターが疾走する更別村ならではのスペシャルイベント。F1 も開催可能なFIA 公認サーキット「十勝インターナショナルスピードウェイ」も、村の広さを生かした施設で、車やバイクのレースはもちろん「全日本ママチャリ12 時間選手権」など楽しいイベントも開催されている。

■忠類村はナウマン象の発掘地として知られるが、この2 月に幕別町との合併により、幕別町忠類地区となった。日高山脈を遠望しながら走るR236 だが、中でも共栄牧場と円山展望台からの眺めは秀逸である。エリア内にただひとつの白銀台スキー場では2月に「ナウマン全道そり大会」が開かれ、各地から集まる選手達がパフォーマンスを競う。道の駅と並んでいる温泉の名称もナウマン温泉である。

■大樹町まで来ると周囲の景観が明らかに変わる。海が近いのだ。日高山脈を下り大樹町を二分して太平洋に注ぐ歴舟川は、3 年続けて日本一となった清流で砂金掘りでも有名。全国のカヌーイスト憧れの川である。清流と森に囲まれたカムイコタンキャンプ場が隣接する。R336 にそって海沿いには原生花園が広がり、野草や野鳥の宝庫となっている。太平洋を眺めながら入る晩成温泉も地元で人気のスポットである。南下してきたR236 は大樹を過ぎるとまもなく天馬街道となって浦河へ連なる。

■十勝の最南端広尾町へはR336 を進む。日高山脈がどんどんと近くなり、山が海へと入り込む辺りが広尾町である。ノルウェーのオスロ市からサンタランドとして認定された町は、クリスマスには様々なイルミネーションに彩られる。十勝一の港には季節ごとに海産物が溢れ、夏の花火が港を彩る。広尾の市街から先、襟裳岬へは山と海の境ギリギリに取り付けられた黄金道路を進むことになる。