帯広市/オオバナノエンレイソウが開花しています

先週はお天気に恵まれた十勝地方。
外に出るたびに植物の成長の早さに驚くばかりです。
写真は帯広市郊外で見つけたオオバナノエンレイソウ。
北海道や本州北部に分布するユリ科の多年草で、場所によっては群生しているところもあります。
十勝管内のあちこちで見かけることも多い季節となりました。
オオバナノエンレイソウをはじめ、エンレイソウの仲間は開花までに10年から15年の長い時間をかけ、その後、最低でも10年間はほぼ毎年花を咲かせるそうです。種から発芽し、枯れるまでの寿命はなんと20年から50年とも(!)。
5月の青々とした草木の中で、可憐な白い花が魅力のオオバナノエンレイソウ。
花言葉は「奥ゆかしい美しさ」。
その名のとおり、ゆっくりと開花し永い期間私たちの目を楽しませてくれる美しい花。
この時期だからこそ、マイペースなその姿に共感を覚えてしまいます。